「シューマンの指」 奥泉 光 著

 
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 モーツアルトやリスト、ショパンが好き、と言う人はよく聞くけど「シューマンが好き」という人にはいままで会ったことがない。私もピアノ弾きではないのでシューマンについてはほとんど「トロイメライ」の作曲者位しかあまりイメージがなくて・・・・

 で、この本。どっぷり「シューマン」ワールド。

 衝撃的なかつての友人の書簡から始まり、話は高校時代にさかのぼり。
音大志望の私、里橋優、そして同じ学校の若くして天才的なピアノ演奏をする友人永嶺修人。シューマンの音楽に傾倒している仲間での同盟作り、そして夜の学校でのある事件。

 一応推理小説、なのかな。でも1冊まるまるシューマン、なのであります。へたな解説書より面白いかも。おもわずyoutubeでどんな曲なのかを聞きながら一気読みしてしまいました。あらすじは怒涛の展開なのでここでは書けません。

 音楽もここまでつきつめると「聞こえない曲も聞こえてくる」(しかも記憶に残る)という極みにたっするものなのか?とてもそこまではいきそうもない。
おそらく初めて聞いただろう「幻想曲」、とてもよかった。これなら陶酔してしまうのもわかる。

 シューマン、って46歳で精神を病んで亡くなったんですね。映画もあるようなので是非見てみたいです。
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by wenniao | 2013-02-06 10:04 | こんな本読んだ(Book) | Comments(0)
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