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「アミダサマ」「熱い風」

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「アミダサマ」 沼田まほかる 著

 沼田さんの本は読みたいんだけどなかなか勇気がなくて手が出なかった感じ。
今回挑戦してみました、が、う~ん、読み終えるのが大変だった。出だしはよかったんだけど。
 出てくる女性の登場人物が特徴的。いるのかな、こういう持って生まれた特性というかオーラというか・・・を持っている人って。

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「熱い風」 小池真理子 著

 強い絆で結ばれている(と思っていて)、結婚の約束までしていた彼が仕事で訪れていたオランダで突然亡くなるという悲劇に見舞われる美樹。あまりの衝撃に現実を受け止められず、1年たって彼のたどった道を追いかけて一人ヨーロッパへ。
 ちょっと小池さんらしくない?小説でしたが、ちょっとしたヨーロッパガイドブック的要素は面白かった。ベルギービール、飲んでみたくなりました。ヴァーターランドも気になる場所です。

 昔ベルギーのブリュッセルまでは行ったことがあるのだけど・・・オランダって周りにあまり行った人がいない国です。昔は通貨がややっこしかったイメージ(種類がいろいろあって)だけど、今はユーロ圏なんだ。
 ブリュッセルはヨーロッパのほぼ真ん中なので、ここからいろんな国へ行けるんだよ!と高校時代に教わったけど、そんな夢のような話はこの歳になっても実現しない(^_^;)

 彼である遼平は自分に対して臆面もなく思ったことや愛情表現がストレートにできる男でありながら、事故でもなく自殺ともなんとも分からない死因でこの世からいなくなってしまう。
これは女性にとってかなりの喪失感でしょうね。近くにいながら心は遠くにいたよう。でも結局わかりあいたかったといえども、人は人、なんでしょう。その人の抱えているものを一緒に背負う事はできないんだな、と。
by wenniao | 2014-04-05 12:32 | こんな本読んだ(Book) | Comments(0)
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