インド旅行③ 聖なる川ガンジスの聖地ベナレス(Varanasi)早朝

 翌日は日の出前の5時半にホテルを出発、今度は朝の沐浴風景を見に再びガンジス川へ。

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ガンジス川は長いのでどこでも沐浴しようと思えばできるんじゃない?と思ってたのですが、やはり決まった場所があり、その最も大きい場所がこのダシャーシュワメード・ガート。
ここには全国のヒンドゥ教徒が「一度は来て沐浴をしたい場所」ナンバーワン、とのことなので、バス、車、トラックに人満載で来ており、こんな朝からすでに道は混みあっていました。でも夜ほどの喧騒ではなくおごそかな気分も漂います。

 まずはボート乗り場。そんな場所でも沐浴している方が・・・(もっと落ち着いた場所ですればいいのに・・・)
ボートに乗っている人はほぼ観光客。カモメらしき鳥が沢山!中国から越冬してきてるそうです。

 ガートの対岸は何もありません。森?
読んだ本では昔は不吉な場所として立ち入らなかったそうですが、最近は若者によってちょっと観光地化されているみたい。
でも建物は一切ないのでさえぎるものがなく、朝日が昇る景色は圧巻。だんだん水面がキラキラと陽に染まるその風景は感動ものでした!
 朝日が昇るときに沐浴をする、なんと神聖な姿なんでしょう。

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 ガンガーの水は、といえば、・・・思ったより汚れている感はなかったです。手をいれてみたけど、温度もぬるめな感じ。
行く前にテレビでもっとヒマラヤ近い上流のガンガーで沐浴したシーンを見ましたが、そちらは流れが早くて水も澄んでいました。
何千年も死者が流され、口をゆすぐ、洗濯や沐浴、インドの生活に密着している川ですから・・・日本の川とは違う。
ボートから見るガートの様子も圧巻。猿も沢山!(悪さしてるようにしかみえない)

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 たまたまですが川に漂う白い麻袋を見つけてしまいました。
「あれは・・・」とガイドさんに指差すと目をそむけて「ああ・・・なんてこと」と。
小さかったので子供の遺体でしょうか。天寿を全うしないと灰にして流すことはできないそうです。最近はあまり見かけない光景のようでしたが。

 そして煙が立ち上がる葬儀場マニカルニカー・ガート。遠くからなら写真OK。早朝から既に始まっていました。
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・・・で、ここで舟を降りました。えっ??!ここで降りるんですねっ!?(+_+)

 実際のところ想像では臭いがすると思ってたのですが、全然そんなことはなく。
大量のマンゴーの木で御遺体を焼くのだそうです。お金持ちは白檀も使うらしく、木材はかなり高価でした。
天寿を全うしここで灰にされ川に流されることが一番の幸せ。だからお墓はありません。
インドの人って、全般、執着心があまりない感じがするのはこういう宗教上のベースがあるからなのでしょう。

 何しろ超ベテランガイドのおじちゃん、お歳なのにすごい細路地をぐんぐん歩いて行く~ついてくの大変~。
小さなヒンドゥ教の寺院がひしめき建ち並ぶ場所、途中牛はいるわ、神様いるわ、金の寺院近くは神聖なのでカメラしまえ、と兵士はいるわ。。。

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 信者の方たちは身を清め、裸足になって川に向かいぞろぞろ。牛の糞ももろともせず。信仰ってすばらしい。

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 ヒンドゥ教寺院の屋根はとんがり棒。多彩な神様はいろいろおれど、男性器をかたどった彫像が、シヴァ神や、シヴァ神の持つエネルギーの象徴と考えられ人々に崇拝されているそうです。(リンガ。これはアンコールワットでも散々聞いた)いやらしい意味は全くなし。
この路地には象の頭のガネーシャ像(写真ではオレンジのもの。大好き!)も沢山いたけど、このシンボルも沢山みかけました。まさにマジカルワールド。ヒンドゥ教の神様たちは本当にユニークと言うか・・・いろいろ姿を変えるので覚えきれません。

 たぶんこのガイドさんならではのルートなのだと思います。ありがとう~感動でした。こんな場所には素人立ち入れない~。

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 約2時間の朝食前の観光終了。ホテルで朝ごはん、一休みして、出発。

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基本朝はいつもビュッフェです。カットフルーツと生野菜は美味しそうなのにぐっと我慢。
このホテルは欧米の方(特にヨガグループ)が多くて賑やかでした。
これはコックさんが作ってくれるドーサ。サクサク皮のクレープみたい。中にはポテト系の具が入っています。何回か他でも食べたけどはずさずに美味しかった!
 食べて一休み。

デリーに戻る前に途中ランチ。
いつもツアー手配のレストラン、「ここはどこやねん?」という場所が多くて(笑)
出てくるまで時間はかかるけどカレーはどこでも美味しくて。ベジタリアン料理。(といってもカレーです)

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 真ん中のまるいのはパパド。スパイシーな味付けのパリパリなスナックみたい!ビールのおつまみに合いそうなものです。
ごはんの右となりはいつも必ずと言っていいほど出てくるマメのどろっとしたスープ?みたいなもの。日本でいうお味噌汁だそうです。飲み物はやっぱり辛い物の逃げ場としてラッシーを(笑)
 
 いつも沢山出てくるのですが食べきることができなくて半分以上残してしまう小食夫婦。
ガイドさんが心配するほど食べてないのですが、カレー、とても美味しいんです!大丈夫なんですって!
ただ、道すがらホームレスとか乞食の集団とか・・・その日の食べ物に困る人たちを目の当たりにしてこの贅沢がとても心痛くて(-.-) 
また飛行機に乗ってデリー(一度泊まったホテル)に戻りました。

ベラネス、やっぱり来てよかった!宗教色強い神聖な場所。さほどの信仰心のない私たちにはただただ感動するばかりでした。


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by wenniao | 2018-02-23 11:03 | こんな所へ行った(Place) | Comments(0)
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