西安・北京の旅② 兵馬俑から秦始皇帝稜

 西安にはフリーで2日予定。西安は日本でいう所の京都、何と言っても歴史ある場所だし、この先また来るかわからないから、ちゃんとした説明を聞きながら回りたい。
航空券手配の旅行社に頼むとOPが一人2万2千円(!)という高額な金額を言われたので、個人で手配しました。
「西安金橋国際旅行社」、ガイドは男性ガイドGさん。事前の打ち合わせも返事が早く安心感ありました。
8時ホテル出発、まず向かうは西安と言えば!の兵馬俑坑、もちろん文句ない世界遺産。
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 ここはいつでも観光客でごった返している様子。中国国内からの観光客も沢山。中国人ガイドさんの声は大きいので専用イヤホンでGさんの声だけひろって聞く機械をレンタルしていざ!入口から結構歩きます。

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 まずは1号坑。いきなり強烈なインパクト、圧巻!177.png
おお~写真では何度も見た事のある兵馬俑、やっぱり本物のスケールは実際見ると声にならない。これでもほんの一部だっていうからそのスケールたるや想像をはるかに越えます。

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本当にひとりひとり全然表情が違うんです!!こんなにいるのに。顔立ちも漢民族、モンゴルチックな人、西アジアチックな人などみてなんとなく想像できる。太って偉そうな人、鎧が高価そうな人、痩せていて最前線に立つ若者・・・きっと何度も来ている人はお気に入りもいるに違いない。みな東を向いていて洋服もたなびいているそう。馬もうつくしいフォルムです。

 修復途中の兵馬俑。「発掘する時の組み合わせがとても大事」。たしかに。パズルを組み合わせていくような作業。
女性の方が気長にできるので向いているのだそうです。

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 途中、穴があいてるんですが、それは普通の人のお墓があったところ。地中深く埋まっていた兵馬俑だから、その上に土(主に黄砂)が堆積、その上に普通にお墓があったそうです。なが~~~い歴史を感じます。

 ここは3号坑、最高司令部のような場所とか。
たしかに兵馬俑の顔立ちはインテリチックで、「できる男たち」のようです。頭の帽子の雰囲気がいかにも格が上な感じをかもしだしてます。近くには亀で勝敗を占う遺跡も。

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  いろんな顔立ちがいらっしゃるという事は、イケメンももちろんいる(笑)
この下の段左から2番目はかなりイケてるとおもいませんか?!エリートイケメンです。
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これは「あえて発掘していない」場所。現代技術(X線など)でもう沢山兵馬俑が存在していることはわかっていて、でも空気に触れればそれだけいろんなものが痛んでいくため、埋まったままにしているそうです。
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兵馬俑は土を焼いたものだけど、手には金属の武器やらなにやらをいろいろ持っているので、そういうものが酸化したりするのでしょう。 うんうん、1号坑の雰囲気で充分だと思う。
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発掘状況はまさにこんな感じ・・・なんですね。そりゃあ2000年以上もたっているのだから。

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 文物陳列庁のめずらしくくずれていない像。この方、長い髪の毛もゆってあり(当時は一生切らないそう)、手相も足の靴底模様までちゃんとあるのです。そこまでしなくても・・・というくらい細部までこだわってます。
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大人気の4頭の馬をひく馬車。実際よりも小さく作られてますが、馬は今にも動き出しそうだし、しかもキラキラしています!当時はもっと絢爛豪華だったのでしょうね。細部まで本当にびっくりするほどリアル。これが紀元前に作られているとは信じがたい。
現代になって芸術家がレプリカを作ったそうですが、これが全然いけてないんだそうです。Gさんいわく
「昔の人は命を吹き込むように作り上げたから、ただ似せてつくるだけでは及ばない」。奥が深い。

 ここから無料シャトルバスで秦始皇帝陵墓へ。ここはとにかく広~い・・・山、というか丘。
あまりに広大なので電動カートで移動。
何箇所か発掘個所でとまってくれます。このカート、起伏のある道を結構とばすので(笑)・・・乗り物としても面白かった。
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背後に見えるこんもりした山が始皇帝稜です。
地下宮殿の全貌はあきらかにはなっていません。「史記」によると発掘されないように、水銀の川やら、自動で弓矢が飛んでくるなど、いろいろ恐ろしい仕掛けがあるらしい。それが怖くて発掘しないわけではないだろうけど・・・。
兵馬俑だけでも圧巻なのだから、本丸の地下宮殿なんて想像を絶するスケール間違いなしでしょう。後世のお楽しみ。

 季節は秋。ザクロがちょうど旬、あと小さめの柿も沢山。
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ザクロは日本でも滅多に食べない私、ここではそのままジュースにしていたので買って飲んでみました。5元(80円位)。
美味しかったです。Gさんがいくつか買ってくれてお昼にいただきました。ほとんど種だからねぇ、ザクロは105.png
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中国の人は、上海ガニといい、ひまわりの種といい、それほど食べる身のないものをちまちま食べるのがホントに好きだなぁと思います。

 お昼は西安名物「ビャンビャン麺」。すごい漢字を書くんです!(辞書にはないでしょう)ガイドさん、ドライバー君と一緒の昼食。
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長安は何度も都になった場所ですが、それだけに戦乱の時代も多く、金属を武器のために没収され包丁すらなかった時代があったそう。そのために麺を切らずにひたすら伸ばしたり、指でちぎったり。工夫したんですね。
 この麺は1本1.2m。2本だと値段が高いそうです。いやいや2.4mも食べられん115.png。幅はシートベルトくらいです。お湯はゆがいたものをくれました。ヘルシー!
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思ったよりも美味(すみません)。ツユなし3種の具つき麺、という感じ。ニラがいいアクセント。
Gさんが日本人の食の好みを知っているのか、口にあって美味しかったです!最近中国は安いツアーで、勝手に出てくる安っぽいてきとうな中華ばかり食べていたので、ちょっと目からウロコ。
なんだ、中国、やっぱりちゃんと美味しいじゃないか!110.png
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ホウレンソウの花椒炒め。少しピリ辛ですが素朴な美味しさ!Gさんいわく、熱い油の中に花椒をいれて破裂させ?てその油を使うそうです。真似できそうで真似できなそう・・・。
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この前菜も美味しかったなぁ。背後に見えるのは必ずあるニンニクとたっぷりラー油。
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右から読みましょう「関中老椀」。老舗料理店とのことでした。ここは雰囲気も良くお勧めです。
「関中」とは陝西のことのようで(西安は陝西省)、「老碗」はビャンビャン麺の入っている大きめのお椀の事をいうらしいですね。

 


by wenniao | 2018-11-12 22:35 | こんな所へ行った(Place) | Comments(0)
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