「秋の花火」「神鳥(イビス)」 篠田節子著

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篠田節子さんの本2冊。バラエティに富んだ作品を次々に書かれています。年代的にも共感できることが多い。

「秋の花火」

短編5話。どれも面白かったです。

全く知らない中高年男女が意外な事件に偶然巻き込まれる「観覧車」。
本番に直前ですぐにドタキャンをするという有名なピアニストの闇「ソリスト」。
義母の介護生活のなかの出会い「灯油のつきるとき」。
中東の戦争現場に乗りこんでいく素人の日本人を描く「戦争の鴨たち」。
有名な指揮者の老いとそれを見届ける楽団員の想い「秋の花火」。

「神鳥(イビス)」

 昔は日本の里山にはどこにでもいた朱鷺。その朱鷺を題材にしたホラー小説です。
ときどきニュースでみるくらいで私も朱鷺についてはあまり知らなかったけど、この本を読んで今はとても佐渡へ行って本物をみたい気分です(笑)
狩猟で捕獲されて数が少なくなってしまった朱鷺。「種の絶滅危機」ということに考えさせられました。


by wenniao | 2018-12-20 21:53 | こんな本読んだ(Book) | Comments(0)
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