「虚談」 京極 夏彦 著

 
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 年始から、ちっともおめでたくない、めっちゃダークサイドな本ばかり読んでおります119.png
大好きな京極さんの本。
「怪談」とはちょっと違う「虚談」。カタカナ、ひらがな、「3文字」の9話の短編。そっからすでに怖いよ。
短編ながらも京極さん独特の蘊蓄もところどころあって読み応え有ります。

 幽霊の類とはちょっとちがう、世の中になんだかありそうな、いや、でもなさそうな、うん?どうなってんだ、おかしいぞ、という背筋がゾクッとくるお話。現実社会の中にふと紛れ込む不思議な世界。これはワタシの大好物ジャンル!

こういう話は自分の身の回りでおきてほしくはないけど「知り合いの知り合い」くらいのスタンスがあるとと~っても興味津々、面白いとおもってしまう人間心理。そこのところをちゃんとわかっていてさすがだなぁと思います。

 どのお話も読み進めて後半「どんなオチが待っているの・・・」と心臓がちょっとバクバク、最後2ページほどで
「ひや~・・・」という繰り返し。ゾクっときますよぉぉぉぉ。ほんとお正月に読むものではなかった(笑)

 

by wenniao | 2019-01-07 23:22 | こんな本読んだ(Book) | Comments(0)
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