2015年 01月 29日 ( 1 )

イスラム国の隣国トルコ事情

 ここ数日緊張が続いているイスラム国による人質事件。
もし家族だったら、友達や知人だったら、毎日寝てごはん食べてなんてできないだろうと思います。

 お隣のトルコに昨年の夏行ってきました。連日シリアとの国境や検問の話が出ていますね。

私も行くまでは「トルコは中東の国のひとつ」というイメージがありました。
場所柄そう思ってしまうのですが、実際はトルコ国民は「アジアの国の仲間」意識が強い。
日本は極東アジア、逆にトルコは西の端のアジア、そういう仲間意識がありました。

 そして中東の国々とはあまり親密にしたくないそうで、石油も主にロシアルートで国内に入って来ていると聞きました。
黒ずくめの女性(シリア系のイスラム教徒)に対してはガイドの女性はあまりいい印象をもっていなかった。(トルコのイスラム教徒は服装も派手で自由です)

 イスタンブールには既にシリアからの難民を多く見かけました。国を追われ、頼る人もいず、路上で生活してました。
朝見かけて、夜にもそこにいる。何もすることがないんです。
 その時は夏だったからなんとかよかったけど、冬になったらどうしているんでしょう。
どうしても貧しいのでスリやひったくりが多くなり、治安も悪化します。だからトルコ人はかなり嫌悪してました。
平和な日本人の感覚だと、もっと手を差し伸べても・・・と思うのですが、
「おなじ死ぬなら自分の国で死んだ方がいいでしょ?」という意見でした。

 トルコは広い。シリアとの国境付近は難民キャンプのようなものがあるようですが、どの道稼ぐことはできないので、なんとか都市部に行こうとするでしょうね。資源国ではあるけれど、観光も重要な国なので、ヨーロッパやアジアから観光客がこなくなったらかなり痛手を受けるのではと思います。トルコ警察、がんばれ。

 以前イランイラク戦争で取り残された日本人駐在員家族たちをトルコ航空が命をかけて、危機一髪脱出させた話はかなり有名です。今回も中立的立場で交渉手段を持っているといいのだけど、と願って。
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by wenniao | 2015-01-29 22:24 | これが気になる! | Comments(2)